クリスマスは誰のもの?[クリスチャン S さんより]
十一月も半ばに差し掛かってくると、街のいたるところでクリスマスのデコレーションが始まります。キリッと引き締まるような冷たさの中に映える、赤や白や緑の飾りつけ。誰しも忙しく走り回っているようなこの季節は、片付けてしまわなければならない仕事に追い立てられているうちに、あっという間に過ぎていくものです。
そんな中、「クリスマス」という言葉は、温かく、安らかなイメージを我々に与えてくれます。大切な家族や恋人と楽しいひとときを過ごすことが出来る日、そんな響きがあるのかもしれません。
だれしも心がワクワクしてくるようなこの季節に、教会では救い主イエスキリストの降誕を待ち望み、祝うための準備を進めていきます。クリスマスにケーキとチキンを食べる習慣、そして大事な人へのプレゼントを用意する習慣は日本でも根付いています。しかし、それらとは比べものにならない「大きな喜び」「プレゼント」が訪れてくるのを待ち望み、その準備をひと月前からするのです。
準備といっても、何をすればよいのでしょう?飾り付けをすることよりも、大切な人の欲しいものをさりげなく聞き出すことよりも、大切なこと。それは
『心を静かにする』
ということです。クリスマスの主役は誰でしょう?実は、彼女でも、家族でもありません。はたまたプレゼントをどうしようか、仕事はキチンと年内に終わるのかを心配している自分自身でもありません。主役はイエスキリストなのです。
キリストの恵みはそれを信じている人であろうと、信じていない人であろうと、平等に降り注いでいるものです。その素晴らしい恵みを自分の心に受け入れる準備をすることこそが、クリスマス前のアドベントにしておくべきことなのでしょう。逆に言うと、それだけが出来ていれば、他には何も要らないのかもしれません。遠くベツレヘムの町の上でキラリと輝く星の光を見るためには、今やっていることを一時中断して、心を静め、夜空を見上げることが必要です。
弓町本郷教会ではクリスマス礼拝、イブ讃美礼拝という二つの礼拝を行います。まだこの教会にいらしたことのない方も、今年のクリスマスはゆったりとした温かい気持ちで礼拝に出席してみませんか?皆さんのお越しをお待ちしています!
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(クリスチャンOさんからのメッセージです。) - 神様の支え (クリスチャンDさんからのメッセージです。)
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